このページでは,高次脳機能障害について紹介しています。
高次脳機能障害とは何か,高次脳機能障害と診断された場合,後遺障害として認定されるのかについてご説明します。
このページの目次
高次脳機能障害とは
高次脳機能障害とは、交通事故などによる外傷のため,脳が部分的に損傷を受けたためにおこる障害です。
症状としては,記憶障害を含めた認知障害・性格変化などを生ずることが多くなっています。
高次脳機能障害の後遺障害認定について
高次脳機能障害の後遺障害認定には困難を伴うことから,その認定においては,高次脳機能障害専門部会において判定がされるようになりました。
認定手続においては,まず脳損傷を裏付ける画像所見があるかという点が最も重視されているように思われます。
したがって,CTやMRI撮影がしっかりなされているか,という点が重要になります。もちろん,画像所見がなくとも認定された例もありますが,画像所見が存在することが望ましいことは言うまでもありません。
次に,事故当時の意識障害の有無,症状経過などが重視されます。意識障害が生じているということは,脳の機能的障害が生じていることを示すものだからです。
また,高次脳機能障害の後遺障害認定では,家族からの「日常生活状況報告」も求められることが多くなっています。
さらに,医師による「神経系統の障害に関する医学的意見」も求められます。これは主治医に記載してもらうものです。
家族が作成する「日常生活状況報告」は被害者である患者と長い時間過ごしている家族が作成するため,より詳細で鮮明な記載であると言えます。
他方,医師が作成する「神経系統の障害に関する医学的意見」は,医師という専門家が作成するものであるため,信用性が高いといえます。
しかし,一番重要な点は,家族が作成する「日常生活状況報告」と,医師が作成する「神経系統の障害に関する医学的意見」の内容が整合していることです。
高次脳機能障害と言われたら
以上のように,家族が作成する「日常生活状況報告」と,医師が作成する「神経系統の障害に関する医学的意見」の内容が整合していることが最も重要です。
したがって,医師にどのような事項を記載してもらうかという点について,弁護士と十分相談の上,作成を依頼すべきです。
また,家族が作成する「日常生活状況報告」については,誇張することなく,医師が作成する「神経系統の障害に関する医学的意見」や,今までの治療状況と整合的であるべきです。
主治医に後遺症診断書や,「神経系統の障害に関する医学的意見」を記載してもらう前には,弁護士に事前に相談することを強くおすすめします。
早期の相談を!
高次脳機能障害は,脳損傷であることから,どのような症状が生じるか明確ではありません。
長期間の介護が必要になることもあり,将来の介護料という問題もあります。介護の内容によっては,介護用品や自宅改造費用も検討するべきでしょう。
このように,高次脳機能障害として後遺障害認定されたとしても,その後の賠償交渉は容易ではありません。今後,長期間続くかもしれない介護のため,適正な賠償金を得ることは必要不可欠といえます。
高次脳機能障害でお悩みなら,まずはご相談ください。
高次脳機能障害に関する初回相談は無料ですので,費用は気にせず,まずはお気軽にお問い合わせください。
今後の適正な賠償金獲得のためにも,是非ご相談ください。