このページでは評価損(格落ち)を認めてもらえるケースと認めてもらえないケースについて紹介しています。
そもそも,評価損(格落ち)とは何かということから説明します。
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評価損(格落ち)とは
評価損(格落ち)とは,修理したものの,事故歴が残ることにより市場価値が事実上低下することによる,低下分の損害です。
本来,物は修理をすれば,修理するまでの状態に戻り,それに伴って価値も戻ることが通常です。しかしながら,自動車については事故歴が残ることによって,修理をしたとしても市場価値は事実上低下してしまいます。
ところが,実際に市場価値がどの程度低下したかは,現実に売却しないと分かりません。また,仮に現実に売却したとしても,事故歴以外の要因で価値が低下しているのではないかなどと考えられてしまいます。
このように,評価損(格落ち)とは,いわば目に見えない損害であるため,相手方の任意保険会社に認めさせることは容易ではありません。
評価損(格落ち)が認められる条件
評価損(格落ち)が認められるためには,
- 初度登録から間もないこと
- 走行距離が短いこと
- 車両が高級車であること
が条件であると考えられています。
3要素について
①の初度登録から間もないという条件ですが,1年が目安になると思われます。
次に,②の走行距離ですが1万キロ程度が目安かと思われます。
最後に,③の高級車であることですが,一般にはクラウン以上の車両と考えられてきました。ただし,最近では,ホンダのステップワゴンでも評価損が認められたケースもあります。
要するに,①②③の事情を総合的に判断するということと思われます。
評価損の金額について
以上の3要素を総合考慮して,修理費用の2割程度が認められることがあります。
なお,車両の中枢部まで損傷が生じていた場合は,修理費用の3割程度まで評価損が認められることがあります。
一般に,評価損は保険会社が認めないものと言われています。ただし,当事務所の経験上,交渉でも評価損を認めさせた事例は多数にのぼります。
評価損(格落ち)について相談するメリット
一般に,評価損は保険会社が認めないものと言われています。
ただし,当事務所の経験上,交渉でも評価損を認めさせた事例は多数にのぼります。
まずは,諦める前に,専門家への相談をおすすめします。
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