保険会社とのやり取りがストレスになりやすい理由

交通事故の後、被害者の方は治療を続けながら、相手方保険会社の担当者と何度もやり取りをすることになります。実際のご相談では、次のような声を伺うことが少なくありません。

  • 平日の日中、仕事中や治療中に何度も電話がかかってくる
  • 専門用語で説明され、その場で返事を求められる
  • 治療の継続や休業の必要性について、こちらの言い分を聞いてもらえない
  • 「そろそろ症状固定では」「治療費の支払いを打ち切ります」と一方的に告げられる

保険会社の担当者は、日々多くの事故案件を処理している交渉のプロです。初めて事故に遭った被害者との間には、知識と経験の大きな差があります。対等ではないやり取りをけがの治療と並行して続けること自体が、精神的な負担の大きな原因になります。

弁護士に依頼すると、窓口はすべて弁護士になります

弁護士に依頼すると、以後の相手方保険会社とのやり取りは、原則としてすべて弁護士が窓口となって行います。弁護士が受任の通知を送った後は、保険会社からの連絡は弁護士宛てになり、ご本人が電話や書面に直接対応する必要はなくなります。

ポイント

「交渉を有利にするため」だけでなく、「保険会社対応の負担から解放されて、治療と生活に専念するため」に弁護士へ依頼する — そうした選択肢があります。

治療と生活に専念できることのメリット

1. 治療に集中できる

治療費の打ち切りの打診や症状固定の時期の話など、治療に関わる保険会社とのやり取りも弁護士が対応します。ご本人は医師の指示に従って治療に専念できます。

2. 判断に迷う場面で、その都度相談できる

「この書類にサインしていいのか」「この提案を受けていいのか」と迷ったとき、その都度弁護士に確認できます。不利な内容に気づかないまま応じてしまうリスクを減らせます。

3. 適正な賠償の実現につながる

弁護士が交渉することで、過去の裁判例に基づく基準(いわゆる弁護士基準)での示談を目指せます。負担の軽減と適正な賠償の実現は、両立できるものです。

依頼のタイミングに「早すぎる」はありません

「弁護士には、示談金の提示が来てから相談するもの」と思われがちですが、治療中の段階からご依頼いただくことができます。むしろ早い段階でご相談いただくほうが、治療費打ち切りへの対応、後遺障害申請の準備、証拠の保全など、打てる手は多くなります。

「もう保険会社の電話に出たくない」と感じている段階でのご相談でも構いません。ご状況を伺い、弁護士が窓口を引き受けた場合に何が変わるかを具体的にご説明します。

費用が心配な方へ — 弁護士費用特約をご確認ください

ご自身やご家族の自動車保険・火災保険などに「弁護士費用特約」が付いていれば、弁護士費用を保険会社が負担するため、多くの場合、自己負担なく弁護士に依頼できます。特約を使っても、原則として保険の等級は下がらず、翌年の保険料にも影響しません。

特約が付いているかどうか分からない場合は、保険証券をご用意いただければ、ご相談の際に一緒に確認します。

ご注意: 特約の適用範囲・限度額は契約内容によって異なります。また、この記事の内容は一般的な解説であり、個別の事案の結論を保証するものではありません。

保険会社対応についてよくある質問

Q. 保険会社からの電話に出ないでいると、不利になりますか

連絡を無視し続けると、治療費の支払いなど必要な手続が滞ってしまうおそれがあります。「対応がつらいから放置する」のではなく、「窓口を弁護士に変える」ことが解決策になります。放置してしまう前にご相談ください。

Q. 弁護士に依頼した後、保険会社から直接連絡が来ることはありますか

受任の通知後は、原則として連絡は弁護士宛てになります。万一ご本人に直接連絡があった場合も、「弁護士に任せています」とお伝えいただくだけで構いません。

Q. 家族の保険に付いている弁護士費用特約でも使えますか

契約内容によりますが、同居のご家族などの特約を利用できる場合があります。ご自身の保険に特約が付いていなくても、諦める前にご家族の保険も確認してみてください。

まとめ — 我慢を続ける前に、一度ご相談ください

保険会社とのやり取りの負担は、我慢して抱え込まなければならないものではありません。弁護士に依頼すれば窓口はすべて弁護士に変わり、治療と生活に専念しながら、適正な賠償の実現を目指すことができます。初回相談は無料です。「相談するほどのことか分からない」という段階でも、お気軽にご相談ください。